ThinkPad X1 Carbon 2017(5th)を購入しました。
我が家にThinkPad X1 Carbon 5th(2017年モデル)が届きました!
せっかくなのでThinkPadを買うに至った経緯と、XPSとの比較をしてみようと思います。
経緯
XPS13(9343/2015)を持っていたので、このタイミングで新しいノートPCを買う予定ではなかったのですが、外出した時に屋内で椅子に座っている状態で太ももに載せてプログラミングしていた所、うっかり落としてしまいディスプレイのヒンジ部分が壊れてしまいました。 ディスプレイの背面が地面と水平になるように落ち、本体側の重量がヒンジ部分にモロにかかって、ディスプレイと本体を繋いでいる板が折れてしまったようです。(バーン!という破裂音がして何事かと思った)
本体とディスプレイを接続している薄い板が折れた。
修理の見積もりをお願いしたら4万円するとのことで、元々の1/3の値段をかけるならあと8万円だして新しいノートパソコン買った方が、後悔しないかなと思って妻の許可を貰って、新しいノートPCを買うことにしました。(とにかく外出時の隙間時間にボーッとするのが嫌なので持ち運び出来るPCが欲しい)
壊れたXPS13は壁にディスプレイを立てかけておけば普通に使えるので、PS4のリモートプレイとか調べ物用にする予定です。
候補を探す
新しくノートPCを買うにあたって、予算は13万前後で探すことにしました。 今と同じXPSシリーズのXPS13(9360/2016)を買うのが一番無難なスペックアップなのですが、わくわく感がないので他のメーカーで良いのがないか調べてみました。 CPUはCorei5、メモリは8GB、ストレージは256GB SSDで探します。
XPS13 (9343) |
XPS13 (9360) |
ThinkPadX1C | LAVIE Hybrid ZERO | Let’s Note RZ6 | |
---|---|---|---|---|---|
CPU (Core i5) |
5200U | 7200U | 7200U | 7200U | 7Y54 |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
256GB SSD | SATA | PCIe | PCIe | SATA | SATA |
ディスプレイ (インチ) |
13.3 | 13.3 | 14.0 | 13.3 | 10.1 |
解像度 | 1920x1080 | 1920x1080 | 1920x1080 | 1920x1080 | 1920x1200 |
重量 | 1.2kg | 1.2kg | 1.13kg | 831g | 775g |
寸法(幅) | 304mm | 304mm | 323.5mm | 305mm | 250mm |
寸法(奥行) | 200mm | 200mm | 217.1mm | 205mm | 180.8mm |
寸法(高さ) | 9~15mm | 9~15mm | 15.95mm | 16.9mm | 19.5mm |
バッテリ | 52Wh | 60Wh | 57Wh | 45Wh | 36Wh |
値段 | 約13万 | 約13万 | 約14万 | 約17万 | 約20万 |
Let’s Note RZ6、LAVIE Hybrid ZEROは共に軽さに特化しており、私が好きな特化の方向性ではあるのですが、少しバッテリー容量が心許なく、また値段も少々高めなため今回は見送りました。
XPS13(9343)を購入した時はここまでの狭額縁のディスプレイはあまり多くなく、それに惹かれてXPS13を購入したのですが、2016~2017年にかけて他メーカでも狭額縁ディスプレイが増えてきたように思います。
XPS13かThinkPad X1 Carbonか
ThinkPad X1C 5thも前モデルと比べて狭額縁になり、14インチという大きさながら全体的な寸法もコンパクトになり随分魅力的になりました。XPS13と比べると幅、奥行ともに約2cm程大きいのですが、重量は逆に軽く、バッテリーに関しても9343と比べて容量が増えていながら値段もXPS13のプラス1万円とあまり差がありません。
私の用途はプログラミングメインなため、キーボードに定評があり、またトラックパッドとは別に独立した左右クリックボタンがあるThinkPadは凄く惹かれました。さらに2017年モデルからは静音化されているのもポイントが高いです。(XPS13ではトラックパッドでクリックするのが割と力がいるのと、音が結構耳障りだったので)
XPS13(9343)との比較
XPS13(9343)との比較(正面)
Homeキー、Endキーが独立していたり、Fn+PrtScキーでSnipping Toolが起動できたり、キーボード周りが充実しています。トラックパッドで右クリックするとたまに位置がずれていて左クリックになったりしてイライラする事があったのですが独立キーとして存在するため快適になりました。押し込む力も軽くで良いので楽です。(2本指でタップすれば右クリックになるので、XPSでもそれに慣れれば良いのかも)
あと指紋認証でロック解除できるのも地味に便利。
XPS13(9343)との比較(上面)
一回り大きいけど、これくらいの差異なら許容範囲内です。
XPS13(9343)との比較(右側面)
排気口が右側にあるので、マウスを使うと手に温風が当たります。
CPUの特性なのか、ThinkPadだからなのか分からないですがXPS13(9343)と比べてファンが頻繁に動きます。
XPS13(9343)との比較(左側面)
miniDisplayPortよりもHDMIの方がケーブルを持っているので、外付けディスプレイに出力するのも容易になりました。
XPS13(9343)との比較(背面)
下から上に向かって上がっているデザインのためスッキリした印象です。
ディスプレイが180度倒せるのも不意にディスプレイに力が加わって、倒されても壊れない安心感があります。XPS13(9343)は途中で止まるのであまり力を入れすぎると壊れます。
ThinkPad X1C 256GBのスコア
XPS13(9343) 256GBのスコア
PCIeになってかなり性能があがりました。でもビルド時間は2/3といったところです。体感的にはそんなに速くなったという感じはしません。 アプリケーションによっては大きく違うのかもしれません。
ThinkPad X40との比較
押し入れに眠っていたX40を久し振りに出してみました。
X40との比較(正面)
10数年前のX40でも意外にディスプレイの縁が狭いですね。重量も1.23kgという事で、これも意外に軽いです。最近は割と使わないなと思ったものは高いうちに売ってしまうのですが、こうやって時代の流れを感じれるアイテムを持っておくのも良いものですね。
X40との比較(上面)
X40との比較(右側面)
X40との比較(左側面)
X40との比較(背面)
インナーケース
XPS13で使っていたインナーケースにはさすがにThinkPad X1 Carbonは入らなかったのでサンワサプライのインナーケースを併せて購入しました。 ACアダプターを外側に入れる事ができるので、鞄の中でぐちゃぐちゃにならなくて良いかなと思います。ファスナーで本体が傷つかないようにファスナーガードがついているので安心です。
実際に入れて見たところ
縦幅は少し余裕がありますが、横幅はぴったりです。
サンワサプライ ポケット付きインナーケース(13.3型ワイド) IN-WETP13BK
- 出版社/メーカー: サンワサプライ
- 発売日: 2017/02/01
- メディア: Personal Computers
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最後に
XPS13は完成度が高くてあまり不満を感じませんでしたが、キーボードは断然ThinkPad X1 Carbonの方が打ちやすいし、押した感覚が気持ちよいですね。これだけでもThinkPadにして良かったなと思えます。 まだ外に持ち出して使ってないのでバッテリーの減り具合などは分かりませんが、これから実際に使ってみて比較してみたいと思います。