電子ノートは仕事で使えるのか
紙ノートの不満点
私は仕事でキャンパスノートを愛用しています。
学生の頃からノートは使っていたけど、シャープペンシルを使うと手が汚れるし、ボールペンを使えば間違った時に消せないという不満点があって、そんなに積極的にノートを使う方ではなかったのですが、擦ると熱で消せるフリクションボールペンが登場して以来、ノートは頭の整理やメモ等になくてはならないものになってきました。
ただノートを積極的に使うようになってまた別の問題が生まれるようになってしまいました。 A4ノートを20日で使い切ってしまい、外出先でノートにメモしてた内容を見ようとしたら1つ前のノートに書いていて「しまった!」というような事が起きるのです。 フリクションボールペンも4色タイプを使っているのですが、すぐインクがなくなってしまいます。 そのため、それぞれの色を2袋(6本)は常に常備しておき、筆箱には1本ずつ入れてインク切れに備えなくてはなりません。
スケジュールは手帳が便利
加えて仕事の内容が開発からシステム構築SEに変わったため、スケジュール管理の比重が高くなってきており、手帳も持ち歩いています。 やっぱりノートに予定を書き込むよりは、カレンダーに予定を書き込む手帳の方が予定の順序関係が分かりやすくて便利です。 ただある程度ストレスなく手帳を使おうと思うとそれなりに大きい手帳が必要になってきます。 そうなるとそこそこ大きい手帳と、ノートの両方を持たなくてはならず荷物が多くなってしまいます。
電子手帳の導入
何冊ものノートを持ち運べて、インク切れを心配することなく、スケジュールの書き込みが出来るものという事で、電子ノートを購入しました。 一番私の求めるものに近そうなシャープのWG-S30を購入です。
- 出版社/メーカー: シャープ
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電子ノートでの一番の不安はやはり書き味につきます。 電話を受けながらメモを取れるレベルの追従性がないといくら持ち運びが良くなっても使いものにはなりません。
不安を抱きつつも買った次の日に実際に職場に持っていき運用してみた所、細かい文字を書こうとするとキツイですが1cm×1cm四方ぐらいであれば問題ありませんでした。
画面が見づらい
ただ、このシャープの電子ノートは書き味よりもとにかく画面が透過型液晶ではなく反射型白黒液晶のため見づらいです。 バックライトがないので、電池持ちは30日とほとんどバッテリーを意識することなく使えるので良いですが、初代ゲームボーイみたいな感じの画面です。 天井のライトが反射すると見づらいので、反射低減の保護フィルムを一緒に用意することをお勧めします。
防気泡・防指紋!反射低減保護フィルム 『Perfect Shield 電子ノート WG-S30 』
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タッチペンも感圧式なので、iPadとタッチペンというよりはNintendo DSのような書き心地で、タッチペンをあてるとペコペコしたような感触がします。 タブレットとタッチペンで同じ運用は出来ると思いますが、やはりスケジュール帳とノートに特化しているため余計な機能がついていない分、書くことに集中できる点が良いです。
今の電子ノートは仕事で使える
電話を受けるときのメモも問題なし、スケジュールの記入も問題なし、ノートもA4ノートよりは狭いですがページを次々と作れるため 今のところ問題なく仕事で使えています。 また、ノートを自由に作れる上、それぞれのノートからページをコピーできるので、ノウハウ集みたいなものを簡単に作れるのがとても良いです。 紙ノートだと、同じものを作る場合は転記が必要になってしまいとても面倒です。
だいぶ便利な電子ノートですが、次に新型が出るならKindle Paper Whiteのようなe-Inkの画面ともっと書くことに特化するため、カバーを開けたらすぐ書けるようにしてくれることを希望したいです。
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